大学院時代に情報学環で一緒だったライターの昼間たかしさんに献本をいただきました
2015/9に発売された昼間たかし著の「コミックばかり読まないで」の献本をいただいたのでレビューします。
定価1500円でイーストプレスより発売されています。
本書の構成
- 表現の自由を語る前の小論
- 大衆文化を包む見えない檻
- 表現の自由をめぐる現実
- 拡大するマンガとアニメの中で
- さらなる表現の旅へ
- むすびまくら
で構成されています。
ジェネレーションギャップを感じる一冊
私がこの本を通じて感じたことはインターネットがある時代とない時代で表現の方法は差があるのだということだ。
ルポライターとしての著者はそれゆえ、影響力がある。
今まで私は同級生としての昼間たかしさんしか知らなかった、こうして彼の著書を読むのは初めてである。
昼間さんはTwitterで猪瀬さんとやり合っていたことを知る
トラブっててもおかしくはないかなと思っていたがやり合っていてびっくりする。
一方的な知り合いではなく、相手も認識してるほどすごい人だったとは…
フリーランスも都知事の定例会見とか出られるんですね。
そして猪瀬さんから気さくに話しかけられている著者を知ってびっくりした。
お互いに作家であることから先輩後輩のような関係性だったらしい。
著者の人間性を知っている人にとっては面白い
昼間さんと実際に会ったことがあり、どんな人かわかっている人にとっては面白い。
が、著者の人間性を知らないと??ということにありそうだとは感じた。
逮捕歴とかあったんですねって感じだw
ポルノ規制は政治家の格好の的だ
確かに筆者の言うようにポルノ規制は気軽に支持率が上がる項目だ。
有害と決めつけて、批判すれば支持率が上がるのはごもっとも。
そんなことは考えたことなかった。
総じて言えるのは私たちの言論は知らないうちに規制されてマインドコントロールされているのかと感じた
私たちは知らないうちに「いいもの」「悪いもの」を決めつけて判断しているのか?と思った。
児童ポルノとかどうでもよくないか?という一方で知らないうちに価値観を押し付けられていたのかな?と思った。
考えさせられる一冊だった。
読めなかった漢字→ルビを振ってほしい
24P
かい‐こう【邂逅】
思いがけなく出あうこと。めぐりあうこと。
変えたほうがいいとこ
42P 石原伸晃衆議議院議員の現職か・元か・当時
変えたほうがいいとこ
47P奥崎謙三のルビの位置 既出なのに、そこにはルビを振っていない 2回目の登場でルビを振る
登場人物の一覧表を作ってほしい
平野、ますだとか誰って感じになる
極楽が続く→平穏が続く
97P 極楽が続くっていうのかな?
ですます調とである調の混在
105P 「政府は長年〜
日本に行くことにしますに。
155P 「」内の最後に。がないのは理由あり?