かずきち。の日記

サーバサイドエンジニアのつぶやき

ウェブ新時代の「口コミ」戦略

課題図書だった。




「口コミ時代」を考える一つのキーワードが、AISASらしい。これは、何か製品を欲した時の顧客の動きで、


Attension
Interest
Search
Action
Share
という頭文字をとったもの。


人は何かを求めて興味を持った時、まずはネットで検索(Search)してから購入し(Action)、その後、フィードバックとして情報を共有(Share)する。顧客同士の情報共有がブログやSNSを通してより密になってきているため、その影響が無視できないものになっている、という状態を端的に表現している言葉とのこと。(引用)


http://yoshikazuasada.biz/wp-content/uploads/2007/01/0115.png


プレゼン資料がまた途中までしかできていないので、作っとこう。


インターネットは消費者の購買行動のプロセスを大きく変えた
この本質の変化の本質は消費者と企業の力関係意を逆転させた
消費者に一番大きな影響を与えるものは口コミである

口コミの動機は期待値と現実のギャップ
口コミの相手は話し手が持っている連帯感によって決まる
口コミは聞き手の好奇心が薄いとただの情報になってしまう
口コミの広がりは、両者の間に生まれた共感の強さによって決まる

口コミは見方にすると非常に頼もしいが、敵になるとこれほどまでに怖いものはない

人は好意的な口コミよりも、ネガティブな口コミの影響をより受けやすい
口コミで成功するには圧倒的な商品力を持って、セグメントのナンバーワンを目指す
ネガティブな口コミが発生したときはすばやく事実と謝罪、対策の公表を行う

20世紀のパラダイムシフトはモータリゼーションから始まった。
20世紀の大量生産方式とマスマーケティングが基本であった。
ビジネスモデルの進化は消費者の求めに応じて始まった。

第4世代のビジネスモデルの基本はネットワーク活用の追加である。
顧客のニーズにこたえるビジネスの進め方に多様性を持たせることである。
いいものを安く提供するビジネスの考え方に開放性を持たせることである

口コミ主導で勝ち組企業と負け組企業が選別される
セグメントナンバー1を勝ち取ることが企業の生き残り条件
コミュニティ活性化が成功のカギ、そこから口コミが広がる

マイクロソフトは様々な戦いに勝ち、インターネット界のリーダー
IT産業バブルは崩壊したが、情報化時代の到来は現実のものとなった

マイクロソフトとグーグルの戦いはビジネスモデルの戦いである
ビジネスモデルの戦いは進化したモデルのほうが有利である
口コミの影響もあり、ナンバー1以外の企業が生き残るのは難しい