若きウェルテルの悩みを読みました。
ゲーテってなんか小説家なのか哲学者なのかよくわかりませんが、とりあえず彼の作品です。
ファウストは読んだことがあるので、たぶんゲーテの作品は2作目ですw
- 作者: ゲーテ,Johann Wolfgang Von Goete,竹山道雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1978/12
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (58件) を見る
18世紀のドイツのお話。
青年ウェルテルが婚約者のいる身である女性シャルロッテに恋をし、叶わぬ思いに絶望して自殺するまでを描いています。
ウェルテルの片思いっぷりがあまりにもすさまじいので、読んでいるとつらさを通り越して心地よくなってきます。
それにしてもまったく救いがなくて可哀想です。
普通どん底から這い上がるようなストーリーなのに、とことん可哀想です。
元気がない時にこの本を読むとますます元気がなくなります。
そして元気がある時にこの本を読んでも元気がなくなります。
というわけで、なんか鬱になりたいときに読むといいと思います。