この夏お世話になった「グローバル債券投資の理論と実務」です。
最新の米国債券市場の全貌から英、独、仏の債券マーケットも解説されています。
クレジット、金利、流動性などのリスクに対応したヘッジ理論も網羅的に紹介されていて良かったです。
700ページオーバーのちょっぴりアカデミックな本です。
- 作者: 債券市場研究会
- 出版社/メーカー: 金融財政事情研究会
- 発売日: 2003/08
- メディア: 単行本
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各国の債券についてきちんと説明されていて、とても読みやすかったと思いました。
わからないことがあったら、とりあえず辞書代わりに引くことができると思います。
そもそも金利が上がると価格が下がることすら理解できていなかった自分だったと思いますが、今ならばっちり理解できていると思います。
債券の仕組みから付帯している様々な条項についても理解することができると思います。
何度も読み返すことがおそらく大事です。
こんな感じのお仕事をするみたいですよ。
ただ債券売ってるだけではなく、とっても大事なお仕事だということがよくわかります。
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