かずきち。の日記

サーバサイドエンジニアのつぶやき

17歳の肖像

17歳の肖像を見ました。
どの登場人物の気持ちもすごくよくわかります。
男性にとっては(500)日のサマーと似たような少しつらい気持ちになります。
女性の立場というより結構中立的に見ていたような気がします。
そして戦争の後遺症をひきずって質素な生活を強いられていたイギリスの社会状況がよく見える人間ドラマになっています。




オックスフォードを目指す優等生のジェニーが年上の男性に恋に落ちるというストーリーです。
年上の男に憧れるシチュエーションはイギリスに限った話でもないし、日本でもよくあることだと思います。
年上に憧れる女子高校生の気持ちもわかるし、そんな女子高生を好きでもどうしようもできない男子高校生の気持ちもよくわかります。
英語のタイトルは「An education」で日本語訳とは異なります。
映画を見る前、educationはこの年上の彼氏との恋愛を通じて成長する様を表しているのだろうなと思っていました。
でもジェニー、両親、年上の彼氏、学校の先生が今までどんな教育環境で育ったのか、登場人物の性格に強く表れています。
そこがこの映画の面白さだと思います。