かずきち。の日記

サーバサイドエンジニアのつぶやき

ウェブエンジニアのキャッチコピーと広告マンのキャッチコピーは違う

ブログや製品にネーミングを付けるときに注意することに「キャッチコピー」が上げられる。
しかしこのキャッチコピーにはウェブエンジニアと広告マンでは絶対に大きな差がある。
それは自分で検索するか?相手から教えてもらうかの差である。

http://image.monotaro.com/Monotaro3/pi/full/mono09151947-070612-02.jpg

ここにダイソンの掃除機が一つある。
もちろんキャッチコピーは「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」である。
みんな知っていると思うので、特に説明はしない。

でもこれには大きな問題がある。
広告(テレビや新聞など)と広告(ウェブ)の大きな違いはその情報の訴求がどちらから行われるかである。
広告(テレビや新聞など)→基本的にこちらからリーチできるところにある。

http://crowdwagon.com/blog/wagonr35/wp-content/uploads/2011/11/cm-softbank-jcom.jpg

テレビをぼけーと見ていたら、気になる商品のコマーシャルが流れた。じゃあ買ってみよう。
しかし、ウェブの場合はその商品のネーミングが極めて大事だ。
基本的にウェブにおける広告は自分から能動的に探しに行かないと見られないから。
「吸引力が変わらないただひとつの掃除機」というワードで検索をかけるユーザはいるだろうか?
きっといない。
たぶん多くのネットユーザは「掃除機 定番」「掃除機 人気」などで検索するだろう。
だからキャッチコピーはユーザの心に広く印象には残るが、そのワードで検索をかけるかは難しい。