インターネットをすると基本的には自分が求めているものがリアルタイムに出力される。
自分で「今日の天気」と調べれば、今日の天気を教えてくれる。
人はまるでインターネットが生きているように感じる。
でもそれはまやかしだ。
phpなどといった動的言語によって検索クエリに応じたページを出すようにしているだけだ。
だからインターネットを閲覧するということは図書館を見て回っていると思った方がいい。
あなたに昔作られたページ、今作られたページをまるで今容易したかの如くみている。
QDFという検索アルゴリズムがある。
QDF(Query Deserves Freshness)を考慮して、新しいページを表示しようという試みだ。
ウェブページは新しいほうがよいというアルゴリズム。
だから作って放置しておいてもこのアルゴリズムはページ順位を下げる。
そこが現実世界と異なる。
現実世界は夏目漱石の「坊っちゃん」なんていうのは後世に語り継がれるほどインパクトを与えた。
でもウェブの世界は新鮮度が大事な分野なので、いい記事を書いても検索エンジンに順位を下げられてしまう。