ウェブの世界の面白い話をします。
これは二人の電話での会話です。
A:「今日からグーグルのデザイン変わったよねー」
B:「そうなんだ?どれどれみてみよーっと」
B:「変わってないけど、どのへんが?」
A:「ほらーHappy New Yearが出てるじゃん!」
B:「出てないよー」
なんでそんなことが起きるのでしょうか?
答えは簡単です。
はそれぞれ異なるからです。
ウェブの世界は同じURLだからと言って見ているページが同じではないです。
URLは同じかも知れませんが、その中身が一緒である保証はないです。
うーん、言ってることが難しい。
facebookだってどのアカウントでログインしているか否かによって見えているタイムラインは違いますね?
だからウェブはどのアカウントから見ているか?がとっても大事です。
これと同じことは日常にもあります。
僕の名前は田中。
東京オリンピックで外国人の友人のマイクが日本に遊びに来ました。
マイクとは新国立競技場で1月4日の午後1時にスタジアム前で待ち合わせています。
田中は1月4日の午後1時にスタジアム前にやってきました。
ところが、マイクは8時間後の午後9時にスタジアムにやって来ました。
二人は会えませんでした。
なぜか?
田中は日本時間の時計を見ていて、マイクはアメリカからやって来たのでUSタイムで時計を見ていたので二人は待ち合わせが出来ませんでした。
これはひとつの教訓を示しています。
指示の主体から夏、明日、弟などの指示代名詞が入る場合、誰にとってというのがとっても大事です。
北半球の人が「8月は蒸し暑かったよねー、冷房つけてたら料金がやばかったよ」
南半球の人が「8月は寒かったよね、床暖房入れてたよ」
という台詞は決して誤りじゃありません。
なぜなら8月は人によって季節が違うからです。
ウェブの世界はこういった事例がいっぱいあります。
「5WIH」がすごい大事です。