かずきち。の日記

サーバサイドエンジニアのつぶやき

Mac版エクセルの再帰反復計算を行うためにのテーブル設定

エクセルでは自分自身の数値を再読込する計算をする際の注意

エクセルには自動再計算の上限値を設定しなければ、循環するセルの読み込みはエラーになるケースがある。
例えば…

A1=B1+2
B1=A1+2

みたいなことをすると

もしも
A1=100
B1=100

なんか数字を突っ込んだ場合に、最初の条件を処理しようとして

A1=100+2

なるので、A1=100と矛盾するやん。
ってときのために反復計算は何回までエクセル側で許容をするかという設定がある。

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MacのExcelなのでWindows版と画面が異なると思うが、

反復計算の最大反復回数

を設定する必要がある。
反復計算にチェックを入れて最大反復回数を100で指定すると、100回まで再帰計算をしてくれる。

エクセルでよくあるエラーの「循環参照」」回避するためには、最大反復回数というキャップを設ける必要がある。
このテクニックはどんなことに使えるか?っていうと微分の回数を無限に増やすのに使える。

1階微分方程式だとその関数の増減しかわかりませんね。
でも2階微分方程式だと増減の山谷もわかるし、データサイエンスの上で非常に役立ちます。
ですので、単純にエクセルを使いこなせるっていうのは結局人間の目に見える範囲なんです。
だったら手で計算してもそんなに大変じゃない。
10000回の計算ならぶっちゃけ人手でやってもそんなにえぐくはない。
でも100000^100000回みたいに指数的に聞いてくる計算こそエクセルでやらなければいけない。
何回微分とかをしたい時などはこの手の設定をあらかじめしておく必要がある。