ウェブサイトを見ていると時々「あなたは人間ですか?」とコンピュータが訪ねてきます
ウェブサイトを見ているんだから人間だろうと言えばそれまでですが、世の中ではコンピュータによる自動の処理が数多く存在します。
これは本当に人間によるアクセスかどうかを判定するためにコンピュータでは解読できない象形文字をクイズで出しています。
この象形文字が解けたら、人間ということだからこのウェブサイトを見せてやろうというわけなのです。
このように人間とロボットのアクセスを適切に切り分けることで、数多くのウェブサイトがロシアや北朝鮮の攻撃から守られているというわけです。
大昔、駅の改札は有人でした
改札に人が立って、切符を切っています。
昔はこの光景が普通でした。
しかし、自動改札の登場によって、これら駅の改札の機能はSuiCaに置き換わりました。
同様に高速道路の料金所も昔は有人
引用:
https://www.autocar.jp/post/614721
今の高速道路はETCが当たり前ですが、昔は有人のレーンだけでした。
現金で係員さんに料金を払うのが今はETCレーンが当たり前になっています。
このように基本的に技術の進歩は
人間が手作業で行っていたことが自動化されるか?
今まで本当になかった技術が現実になるか?
今までの作業が効率的になるか?
に区分されます。
なので新技術が出てきたときにこれは何かの後継なのか?全く今までない新技術なのか?を見極める必要があります。
その中の一つにCHAPCHAという人間とコンピュータのアクセスを判定する技術があります。
昔は何でもかんでも象形文字を読まされて、うっとしいなと思った方もいると思います。
最近は昔に比べて文字や画像を読まされる機会が減ったと思います。
これはCAPCHAと呼ばれるロボットの判定基準が全検査方式からチャレンジ方式になったからです。
全検査方式からチャレンジ方式になったというのは?
要は人間かどうか怪しいときだけコンピュータが「あんた人間?この画像読める?」ってテストしに来るのです。
どう見ても人間の人に「あなたは人間ですか?」と聞くのは無意味です。
どう見てもおじいちゃんの人がコンビニで酒を買うときに「20 歳以上ですか?」と聞くのは無意味なように…
コンピュータでもどう見ても人間らしいアクセスのときはパスワードなどの認証の要求をスキップしましょうというものです。
そんなわけで昔のインターネットの時にはあった画像認証や文字認証が減ったという背景があります。
どうして文字を読ませたりする機会が減ったのかなー?言えば、CHAPCHAの方式がv2からv3にあがったからになります。
でもそれだけプログラマーは犯罪者からの不正なアクセスを切り分けなければいけないし、北朝鮮からの不審なアクセスなどを弾かないといけなくなったわけです。
このような理由から今のインターネットではコンピュータ以外の認証に遭遇しない確率が格段に上がっているわけです。