日本史最大の巨人の真実について書かれた352ページの書き下ろし。
天皇論、戦争論の続編で2010年3月に発売されました。
第2次世界大戦後の日本の振る舞いについて書かれた本です。
特に昭和天皇の生涯から昭和20年からサンフランシスコ講和条約に触れられています。
日本と日本人を束ね、どのようにして戦後65年をゼロからやり直して今の日本があるのか考えさせられる本なのかなと思いました。
- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1998/06
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- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/10
- メディア: 単行本
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- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2003/07
- メディア: 単行本
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- 作者: 小林よしのり
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- 発売日: 2009/06/04
- メディア: 単行本
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- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
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- メディア: 単行本
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自分は歴史的教養をまったく有していないつもりなので、ふむふむと読みました。
歴史の知識とか大事だと思うけど、今までお粗末だったのでとても新鮮でした。
よく教科書問題で取り上げられるように歴史の解釈は多々あるようなので、どれが絶対的に正しいっていうのはないと思うし…
やはり日本国民としてのバイアスが入った状態で歴史を見がちだと思うので、あくまでこういう見解もあるんだなというスタンスで読みました。
昭和天皇とマッカーサーとの関係や、玉音放送における思い、沖縄の主権を維持したままアメリカが一時的に租借することの意味など、なるほどなと思いました。
そういえば、日本史にはいろいろな諸説があるのがつきものですが、東京大学はやはり宮内庁の考えに従っているようで文学部の友人から聞いたときに国立大学らしいなと思った覚えがありますw
この本いわく、どうやら昭和天皇はすごい人だったということらしいです。
人間的寛大さや政治的センスなどについて感心させられました。
天皇の覚悟や孤独さが如実に書かれていたと思います。
一度くらい読んでみるのもいいのではないかと思います。