東日本大震災には大きな問題点がある。
東日本大震災で福島原発が大きな被害を受けて除染作業をしなければいけなかったことは記憶に新しい。
東電の社員ではなく、東京から多くの日雇い労働者も応援に駆けつけた。
でもそこには大きな落とし穴がある。
「時給3万出すので福島原発の除染作業を手伝ってくれないか?」
確かに良い仕事かもしれない。
日雇い労働者には美味しい条件かもしれない。
でも放射能には大きな問題があって、そこに居られる時間が限られているということを注意しなければいけない。
もし時給3万をもらっても、実際に現場で働ける時間が1時間なら福島に行っても3万円しかももらえない。
それは日雇い労働者にしたら、悲しい。
日雇い労働者は1日8時間働いて、1週間で3*8*7=168万をもらえると考えているかもしれない。
でも現実は放射能レベルから言って、1日1時間しか原発建屋に入れないという現実がある。
そうすると3*1*7=21万にしかならない。
わざわざ福島に行って、ボロ儲け出来ると思った日雇い労働者は悲しい限りだ。
だから仕事を選ぶときには、時給だけを見るのではダメだ。
その時給で何時間働けるのかということがすごい大事だ。
これから就職活動する人には
どんなに時給がいいからといって、その時給で長時間働くことが出来るか?と自分自身に聞いてみて欲しい