かずきち。の日記

Pythonエンジニア&元東大生のつぶやき

TMI海外研修

今まで私にとって中国に訪問した経験は多くあったが、今回の海外研修は観光と異なり気づきの多い研修であった。新聞やテレビで見る中国は破竹の勢いであり、GDPベースで日本を抜いたとしても、その中国の生活水準は日本にはまだまだ劣ることを痛感した。一人当たりGDPを見ればもちろん日本の方が勝っていることは確かであり、中国に注目が集まっている理由は人口の多さと物価水準の低さなのではないかと思った。訪問先の企業において技術的に感動するということは正直なかったと思う。そこで感じるのは日本が戦後においてアメリカに追いつくために先進諸国を模倣していたように、中国が先進諸国の模倣をしているように過ぎないということであった。しかし日本と比較して中国が世界経済で注目を浴びていることは無視できない事実であり、そこから私たちは何らかのメッセージをつかまなければいけない。私には今の中国において全国民が豊かな生活を得るために無我夢中で働いているように映った。努力すれば生活が豊かになるという確信が彼らにはあるのではないかと思った。アメリカや日本の先進諸国のような生活を夢見て、それを自分にとっての成功モデルとして邁進しているように見えた。それに比べて今の日本には見習うべき成功モデルを失っていると思うのだ。大企業に勤めてもいつ倒産するかわからないし、この業界に行けば30年後も安泰である職業はもはや日本には存在しないと思う。ただ高度経済成長期やバブル期の成功体験に今もなお捕われているだけに見えてしまう。楽して儲かる仕事が存在すること自体が馬鹿げているとも言えるが、今の日本の若者にとって参考にするべき成功モデルは存在していない。生まれた1987年の数年後にはバブルは崩壊し、私たちにとって日経平均が30000円を超えていたような時代は到底信じることはできない。日頃から日本経済を悲観するような報道ばかりがなされ国民全体にネガティブな雰囲気が漂っていると言える。私たちは中国のハングリーさを見習い、貪欲に学問にもビジネスにも打ち込まなければいけない。

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