かずきち。の日記

サーバサイドエンジニアのつぶやき

【GoogleAppsScript】GoogleスプレッドシートでPHONETIC関数を実装していく【時短】

名簿にふりがなを入れておいて

今、日本は紙とデジタルの間にいます。
デジタル庁が日本のデジタル化を押し進めていますが、そもそも日本人は何が自動化できるのかが理解できていません。

今回は漢字をひらがなにするPHONETIC関数をGoogle上で実装していきます。

PHONETIC 関数とは?

support.microsoft.com
引用:
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/phonetic-%E9%96%A2%E6%95%B0-9a329dac-0c0f-42f8-9a55-639086988554

PHONETIC関数とはExcel2002,2003,2007,2010でサポートとされている関数です。
www.youtube.com

このようにエクセルは漢字をひらがななどに簡単に変換してくれます。

この機能をGoogle上で実装していきましょう
 * 指定された文字列の読みがなを返却します。
 * @param {string} word 日本語のの文字列
 * @param {string} kquery "h"はひらがな / "k"はカタカナの文字列
 * @return {string} 変換後の文字列を意味します
 * @customfunction 
 */
 function GetPhonetic(word,kquery="h") {

  //よみたんAPIに「かな」の読みがなを要求
  let url = "https://yomi-tan.jp/api/yomi.php?ic=UTF-8&oc=UTF-8&k=" + kquery + "&n=3&t=" + word

  //よみたんAPIの応答から1個目を取得
  let phonetic = UrlFetchApp.fetch(url).getContentText().split(",")[0]
  
  return phonetic;
}
10行ほどで完成です。

今回はこのスプレッドシートのA1セルに「安倍晋三」と入力していきます。
そしてA1セルに安倍晋三と入力します。

これで漢字から一発でひらがなに変換する関数ができました。
これでくっそつまらない業務が1秒で終了します。
しかも未来永劫どこでも使用できます。