かずきち。の日記

サーバサイドエンジニアのつぶやき

これで紛失ゼロ?1枚30円のNFCタグで簡易AirTagを作る!

忘れ物を発見できるAirTag

"【一番わかりやすい】AirTagの使い方&レビュー! アップルの忘れ物防止タグを使いこなしませんか - YouTube"
https://www.youtube.com/watch?v=wbNGdrLGKXA&ab_channel=%E6%88%B8%E7%94%B0%E8%A6%9A%EF%BC%9A%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%90%E8%BE%9B%E5%8F%A3%E3%80%91%E7%82%B9%E6%95%B0%E8%A9%95%E4%BE%A1

忘れ物防止タグとして、圧倒的シェアのAirTag。
財布などの貴重品につけたり、我が子につけたりすると位置が把握できます。
動画中では3,800円で購入できますと紹介されています。
しかし、今は円安真っ只中です。3,800円で購入できるわけがありません。

強気の4,780円のプライシングです。

AirTag発売時に「すでに日本はオワコン感」が漂っていたので、私はメルカリで3,300円で購入してきました。
とはいえ、 AirTagはたくさんあって困るものではないんですが高いんです。
財布・子供・スマホといったプライスレスなものにつけて、費用対効果が合うものです。

モバイルバッテリーを購入したので、NFCタグで忘れ物防止タグを作っていく

NFCタグというのはご存知ですか?
AirTagに比べて価格は1枚30円くらいなので、死ぬほど安いです。
非接触でダンボールの上からでも読み取りができるので、物流の現場でよく使われていたりします。

今日、Ankerのモバイルバッテリーを買いまして…
「かずきち。」なんて名前書いてると恥ずかしすぎるので、NFCで読み取ると自身の連絡先が表示されるように作っていきます。

NFCタグに情報を書き込むアプリでシールに情報を書く

"「NFC Tools」をApp Storeで"
https://apps.apple.com/jp/app/nfc-tools/id1252962749

このNFC Toolsというアプリが無料で非常に使いやすくて愛用しています。

アプリを起動すると、シールにどんな情報を書き込みたい?と選択肢が出ます。
ここで忘れ物につけるので、自分の氏名や連絡先をしシールに書き込んでおきます。

「かずきち。 電話番号:090-1234-5678」とテプラで貼っているわけではないので、あくまでアプリでNFCタグを読み込んだら情報がでてきます。
あとはこの情報をシールに書き込んで、データ消去を禁止にします。
これでシールに自分の情報が永遠に書かれた状態になります。

あとはスマホでシールを読み込めば、シールの情報が取得できる

自分の忘れ物に貼付するので、氏名と連絡先を記入すればOKです。
あとは拾ってくれた人が連絡してくれるのを待ちましょう。
悪い人が拾ったら、AirTagもNFCタグも捨てられて終わりですが、何も対策をしないよりしたほうがいいです。

RFIDとNFCの違いは?

RFID(Radio Frequency Identification)は、無線通信を利用して情報のやり取りをする技術全般のことです。NFC(Near Field Communication)は、近距離無線通信を意味する言葉です。
RFIDは片方向だけの通信ができますが、NFCは双方向通信が可能です。NFC装置はリーダーおよびタグの両方の機能を果たすことができます。
RFIDは通信方式次第では約7mまで通信可能ですが、NFCは約10cmまでの距離に対応しています。
NFCは、ピアツーピア(P2P)共有のようなより複合体相互作用に使用することができます。

おサイフ決済のiDとかはNFCなんです。
あれは決済を通信したら、決済が成功したか?失敗したかを端末に返却しないといけないから。
一方でRFIDは読み取り専用のシールです。
なので、RFIDには携帯番号や地図を記入しておいてあくまで、読み取りメインで拾ってくれた人にアクションしてもらいやすいように書いておけばいいのです。
RFIDは暗闇や汚れに強いので、物品管理で使われることが多々あります。
今では100円均一でも販売しているので、シールに情報を書き込む挑戦をしてみてもいいかもしれません。