2023年は生成AIが大躍進を遂げた年でした
日常の業務や宿題で生成AIにお世話になった方も多いかと思います。
しかし生成AIは文章だけではなく、画像も存在します。
本屋でこんな雑誌を購入して、毎年年賀状を作っていた方も多いのではないでしょうか?
今年の年賀状は生成AIを使って、あなただけの新年のイラストを無料で作ってしまいましょう
もう年賀状の雑誌を購入するなんて言うのは時代遅れです。
さっそく年賀状のイラストを作りましょう。
まず生成AIには文書系、画像系、音楽系などどんなメディア媒体かによって使うツールが異なります。
例えばChatGPTなんかは文字で入力すれば、文字で生成AIが返答してくれるわけです。
でも文字を入力すれば画像を作ってくれる生成AIも存在します。
まず生成AIの多くは「日本語」よりも「「英語」で指示命令文を出したほうがいい結果が帰って来ます。
それは生成AIの開発者の多くが英語圏の人間で日本語の開発が遅れているからです。
coinpost.jp
引用:
https://coinpost.jp/?p=451530
今年のはじめに岸田首相がOpenAIのCEOにあった理由も人工知能分野で日本語を外して欲しくないから
アルトマンCEOに会っている訳です。
OpenAIが英語の次に中国語の生成AIの開発なんかされたら、日本は中国に圧倒的に抜かされてしまうので、
岸田首相はOpenAIに取り入って、日本語の開発も進めてもらうようお願いをしました。
本当は東京大学が頑張ればいい話ですが、日本語のデータセットが少ないというのが開発が遅れる原因だと思います。
言語系の国際学会でも英語を対象としてしているビジネスが多いので、日本語の開発者はどうしてもビハインドになります。
今日は生成系AIの画像に特化して2024年の年賀状素材を作っていきます
DreamStudioというサイトを今回は利用します。
サイトにアクセスするとPromptという命令文を記入する欄があります。
ここに生成AIに作って欲しい画像の概要を記入します。
年賀状に使いたいので、
2024 年を祝う世界中の幸運な新年のチャーム
↓Google翻訳
Lucky New Year charms from around the world to celebrate 2024
でプロンプトを得ましょう。
するとものの数秒で人工知能が画像を生成します
一発で年賀状で使えそうな画像を生成します。
縁起物も入れてくれていて、指示文通りです。
一点問題があるとすれば、作られる画像が正方形で作られてしまうので、ここはトリミングのAIを使う必要があります。
トリミングAIとは
画像や音楽を切るだけの人工知能も存在します。
映り込みたくないものを消すなどの機能です。
こちらで紹介されているツールを使えば、生成AIで作った画像をさらに加工して自分の年賀状にあうように改変できます。
最後に生成AI利用ガイドラインについて
生成AIは人間のタスクを驚くほど高速化してくれます。
10時間かかっていた業務が5分で終わったりします。
そのため生成AI使用にはガイドラインがあります。
最近東京都が生成AIの利用ガイドラインを公表したのは新しいですね。
東京都がどんな業務に生成AIが使えるかテストしてくれたというものです。
普段のタスクでもこんなものには生成AIが使用できる可能性は大いにあるということで参考にしてみるといいでしょう。
2024年まで残り1ヶ月、生成AIで年賀状作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?