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かずきち。の日記

Pythonエンジニア&元東大生のつぶやき

就活前線の大学生に潜む安定志向の危険性

Column

4月から大学院で修士課程が始まります。本気で今後の進路を考えなければいけない時期にきているのかもしれません。昨今の大学生では安定志向が強いと言われています。贅沢はいらない、普通の生活ができればよいという大学生が増えているとも言われています。草食男子の登場もこの影響を少なからず受けていると言えます。ここでは「安定志向」VS「波乱万丈志向」という構図について考えてみます。「日系企業」VS「外資系企業」という構図とも言えそうです。


人生のレールに乗るのは悪いことだなんて言われますが、乗れるものに乗って悪いことだとは思いません。低いながら安定してもらえる給料、自分が何歳の時に手取りでいくらもらえるかということがわかることは人生設計がしやすいので、大きなメリットだと思います。その点で公務員などはローンも組みやすいと思います。それゆえ、安定志向に走るのも十分理にかなった行動と言えそうです。また結婚という点で相手方の親が安心しやすく婚約しやすく、婚活ウケもいいと思います。


一方で企業に依存しすぎることは人事の命令を必ず聞かなければいけないという危険をはらむと思います。若い内は全国転勤もいいかもしれませんが、家庭を持ってからの転勤は奥さんや子供にも影響を与えてしまいます。特に安定と言われる大企業は全国展開していることが多く、給与的な安定は保証されますが、住居の安定について保証されているとは言えないと思います。また大企業の内定を取ることで満足してしまうことも危険だと思います。いわゆる大学受験における燃え尽き症候群に近いものです。一流大学に合格して満足するパターンです。それと同様に一流企業に入るとその企業のブランドネームに安堵してしまい、まるで自分にその価値があると勘違いするものです。〇〇会社の〇〇さんという認識であることを忘れてはいけません。その企業に解雇されて一個人として社会から評価を受けるとその評価は必ず自分の想像以上に低下するものだと思います。ピラミッド型の構造である以上、いつか自分のポストは自分の同期と争うことは必須でしょう。よって、企業のブランドネームに負けず劣らない能力やスキルを身につける必要があります。仮に解雇されたとしても、レールを降りることになったとしても戦える能力は必要だということです。同様に東大生も東大を卒業するとただの一般人に戻ることを忘れてはいけません。現役東大生は4学年で約12000人という生徒数で稀少性がありますが、社会に出れば今までの卒業生が何万人もいます。争いは上下4学年ほどの間で行われることになるのでしょう。もちろん敵は日本人だけでなく中国人、インド人も含みます。


引き続き勉強しなければいけませんね。技術経営戦略学専攻の授業が楽しみです。

劇寒就職前線(日経新聞/2010.2.12)
大分県別府市立命館アジア太平洋大学のキャンパスに大手企業の採用担当者が次々と訪れるという。2000年に設立されたばかりの大学ながら三菱重工、ホンダ、資生堂へ続々と内定が決まっていく。それは異文化キャンパスとして97カ国・地域の異なる価値観や生活様式がぶつかり合い、未知なる価値観を受け入れ、自己主張をすることができるから。また楽天も昨年秋から北京、ムンバイでの採用を開始したという。

春秋(日経新聞/2010.2.15)
赤本に青本。専門の塾。隣国の韓国でサムスンを目指す韓国学生の就活対策である。「S商事がJ繊維の買収を拒否された。対策を述べよ。」などと外国語で面接が行われる。司法試験や外交官試験並みの難しさと言われている。入社してからも社内競争が厳しいことも有名である。


そして、最近こんなお父さんに憧れますw

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