かずきち。の日記

サーバサイドエンジニアのつぶやき

ウェブを少しかじっている人のために「Fetch as Google」の重要性を少し語ろうと思う

検索エンジンに自分のサイトを載せてもらうにはどうすればいいか?

現実世界でどこかに家を建てました。
住所録に載るし、郵便番号なんか振られてそこの住所を訪問すればその家に遊びに行けます。

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引用:
http://www.tamaru-inbou.com/jyuusyoin_wakuwosagasu.html

ウェブの世界はどうでしょう?
100文字のURLだった場合、このURLを覚えてアクセスしようと思いますか?
しないと思います。
だからドメインを取って、みんなに覚えてもらいやすい住所にします。

例えばの話をしましょう。
あなたはクレープ屋さんを開こうと思っています。
新宿駅の駅前とど田舎の駅前のどっちのクレープ屋さんのほうが集客力があると思いますか?
断然、新宿駅です。

https://image2.30min.jp/resize/600x600q80/30min/tweet/1113/491113.jpg
引用:
https://30min.jp/user/item/491113

これに近いことが検索エンジン上位表示です。
現実世界は場所によって、家賃が変わっていますけど…
ウェブの世界ではドメインの文字列はどこも同じなので
yahoo.co.jpのドメインだってaaaaaa-aaaaaa-aaaaaa.jpのドメイン登録料も一緒です。
このドメイン登録もなるべくわかりやすいドメインの方がいいわけです。

また例えばの話をしましょうね。

マサイ族にドローンを見せたとします。

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マサイ族はインターネットでドローンを検索するときに検索ボックスに「ドローン」って打ち込むと思いますか?

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たぶん「空飛ぶ リモコン操作 小型」
みたいなクエリで検索をします。
そしてそのキーワードが載っているサイトを案内するわけです。
でも検索エンジンだって、世の中に山程あるウェブサイトを隅々まで把握するのは難しいです。
だからウェブ上の道案内をしてくれる検索エンジンに「僕のサイトはここにあるよー」っって教えてあげるわけです。

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「Search Console」(
https://search.google.com/search-console/about?hl=ja
)から自分のサイトを検索エンジンにアピールするわけです。

ウェブ担は自分のサイトの上位表示が気になりますから、

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どんなキーワードでサイト流入が起きているか計測します。
もちろん自分が設定していた検索キーワード外での流入もあるかもしれないので、これは気付きがあるわけです。
1日1回fetch as googleをするようにプログラミング制御しています。

やり方はここのサイトがわかりやすく説明しています。
ぜひ読んでみてください。

サーチコンソールは他にもカバレッジなどの設定ができます。

keywordfinder.jp

1~2分ほどで検索エンジンが自身のサイトを分析してくれて、インデックス登録の有無を判断してくれます。
インデックス=辞書で言う見出しみたいなものです。
このサイトを検索エンジンに掲載しますか?の可否判断をしてくれます。

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すると159のページはいいけど、他の142のページはだめみたいな診断結果がくだされるわけです。
この除外はなるべく少ないほうがいいと思いますよ。