かずきち。の日記

サーバサイドエンジニアのつぶやき

伊豆の観光は海鮮物だけじゃない?家族で楽しめる砂金採りが楽しめる土肥金山で砂金採掘をやってみた!


引用:
https://www.asoview.com/note/86/

伊豆といえば海鮮のイメージ?

伊豆といえば、半島だけあって海が近く海産物が有名です。


引用:
https://www.irasutoya.com/2013/04/blog-post_8011.html

それは誰もが知っています。
なんですが、最近Yahoo!ニュースで伊豆で「砂金」が取れるというニュースが話題になっていまして、伊豆に行ってきました。
しかも金はコロナ・ウクライナ情勢などもあっても、安全資産として金は重宝されています。


引用:
https://www.material.co.jp/market.php

こんな具合で金の価格はうなぎのぼりです。
そして金がこんなにも重宝される理由は「金の希少性・金の永遠の輝き」があります。

金が腐食しないのはイオン化傾向の低さ

ここから少し化学的な話をします。

化学のメンデレーエフの周期表で、金(Au)は原子番号79の原子です。
「金は金メダルでも使われているし、貴重なんだ」って言えばそれまでですが、金が貴重なのには化学的に根拠があります。
金を化学的に作るには、他の原子を崩壊させるしかなく、その崩壊には放射性物質が出てしまうので、実質的に金は化学反応では作れないとされています。

水銀を中性子捕獲して、原子核崩壊させれば、理論上「金」は作れます。

基本的には金や鉄・酸素といった元素がその元素である理由は陽子の数によります。
メンデレーエフの周期表もその順番が表になっています。
化学で物質を違う物質に変化させるためには、この周期表に書かれている順番を変えるように原子が持っている、陽子の数を増やしたり・減らしたりする必要があります。
ですが、自然界で原子核崩壊をさせるには長い年月がかかってしまうので、まだ金を人工的に作る方法は生み出されていません。
これが金の錬金術が歴史上重宝されてきた由来です。

年月をかければ、化学物質を違う化学物質に変えられる仕組みを応用しているのが、高速増殖炉もんじゅ

現在はもう廃炉になっていますが、ウラン238を核分裂しやすいプロトニウム239に変える仕組みです。
これと同様の原理を使えば、身近にある他の物質を金に変える錬金術ができるのですが、長い年月と莫大なコストがかかってしまうので、金の人工生成は実現化していません。
金ができるよう前に人間の寿命が来てしまいます。

"「もんじゅ」って、何のための施設? | エネ百科|きみと未来と。"
https://www.ene100.jp/column/1611

金が永遠の輝きと言われるのには、金の化学的安定性とその永続性
金が希少金属と言われるのには、単なる化学反応では人工的に作れない

が存在しています。
お子さんと金山に行ってみて、金が希少金属である理由がわかると思います。
またジャンプの漫画で鋼の錬金術師という漫画がありました。

www.hagaren.jp

単なる漫画ですが、そこに出てくる法則も質量保存の法則など実際の科学法則を子供でも理解しやすく書かれていておもしろい漫画です。

土肥金山での砂金の採取は

大人30分 1,000円
子供30分 500円

のめり込んでしまうと、あっという間に時間が過ぎてしまいますが普段できない貴重な体験ができます。

www.toikinzan.com

興味ある人はこちらから1,000→900円割引券を取得できますので、興味ある人は印刷して行ってみてください。
砂金採りはそう簡単にできない経験ですので、大変おすすめです。