世界遺産に決まった富岡製糸工場に行ってきた。
引用:http://img.allabout.co.jp/gm/article/65809/seishijou01.jpg
群馬県南西部に位置する所で、世界遺産登録が決まったこともありすごい人で賑わっていた。
明治の近代化政策の一環として東京からも出稼ぎに行く女性が多かったようだ。
元々は官営工場で三井系に払い下げられている。
なぜこのような場所に富岡製糸工場ができたのでしょう?
- 養蚕に必要な石炭の産地が近くにあった。
- 製糸工場に必要な水の確保が容易であった。
- 従来から蚕の育成に必要な桑の生産が行われていた。
- 地元住民の理解があった。
- 東京に近く労働力の確保が容易であった。
という理由から富岡の地が選ばれたようです。
今はまだめちゃ混んでいます。
なので、一段落したら行くといいでしょう。
日本には自然遺産や寺社仏閣といった明治以前の歴史ある世界遺産が多いです。
http://allabout.co.jp/gm/gc/7300/
近代史以降の施設が世界遺産になることは珍しいです。
世界遺産に登録されるには一度、イコモスに却下されると二度と登録できないようです。
しれゆえ富岡製糸工場の登録も一度は見送って、万全の体制ができてから登録に踏み切ったようです。
富岡製糸工場はポールブリュナというフランス人の指導のもと設立されました。
日本政府は彼に莫大な給料を与えたそうです。