ようやくYouTubeの秘密に気がついた
YouTubeはみなさん見ているかと思います。
動画を見る人・動画をアップロードする人いろいろいると思います。
インターネットに他人の著作物をアップロードするのっていけないですよね?
でもネットにはフジテレビの番組だったり、日テレの番組がアップロードされています。
これって著作権違反だろ?って思ったことありませんか?
YouTubeに動画をアップロードしたことがある人はわかるんですが…
avexの曲を勝手に使ったり、Sony Musicの曲を勝手に使用すると
この動画はソニーミュージック楽曲を勝手に使用しているとGoogleが判定します。
するとこの第三者が勝手にアップロードした動画にソニーミュージックが収益受取人の広告が自動挿入されます。
何が起きているかと言うと
①私がソニーミュージック楽曲が含まれる動画を無断にアップロードする
↓
②Google経由でソニー・ミュージックから著作権侵害の報告を受ける
↓
③あくまでもこの音楽は球場のバックミュージックとして使用されたものなので、フェアユースであるの申し立てを行う
↓
④自分の動画にソニー・ミュージックを受け取り人指定で広告が出始める
大事なことなので赤文字にしました
Googleは裏で何をしているかと言うと、動画の内容を解析して、この動画の本来の著作権者は誰なのか特定をしていまして、「SonyMusic」受け取りの広告が第三者の広告に入るということをしています。
なのでYouTubeにフジテレビの番組などを勝手に他人がアップロードしているか理由がわかりました。
動画はアップロードしても、収益はフジテレビや日テレと折半になるってことです。
パブリッシャーとの収益分配率
ここのパブリッシャーとの収益分配率っていうのは意味は
私は動画向けアドセンスは合格しておりませんのでこれは一般の画像です。
もしあなたがソニー・ミュージックの曲を使った動画をアップロードしました。
その場合パブリッシャーの収益分配率を68%、動画アップロード者の収益分配率を32%にするってことです。
収益分配率はGoogleがアルゴリズムで権利者を特定するからとにかく動画をアップロードしろってことです。
この仕組みを10年くらいずっと気が付かなかったな。
昔YouTubeはテレビ業界を潰すみたいなこと言っていたと思いますけど、
YouTubeはテレビを救うエコシステムを作っているってことです。
ネットに上がっている数々の著作権違反の動画は違反しているんじゃなく、テレビ局からするとアップロードの手間を第3者がしてくれて、しかも広告収入がテレビ局に入るように
裏でGoogleが収益分配をしてくれているんですね。
たぶんこの記事一度読んだだけだとよくわからないと思います。
アドセンスが複雑化している理由はコンテンツの著作権者が複数人いるからです。
そこをGoogleはアルゴリズムで自動的に収益分配率を決定しているんですね。
不動産の場合、地権者みたいなことです。
動画の場合、コンテンツ権利者、音源権利者です。
いやー本当にダヴィンチコードの最後の秘密にたどり着いたくらいビビっています。