かずきち。の日記

サーバサイドエンジニアのつぶやき

使っていないのは信じられない!エクセルの上位互換Gogleスプレッドシートは使いこなしている?

エクセルはビジネスマンの基本?

かつてはビジネスマンと言えば、ワードやエクセルは必須知識でした。
しかし、これには時代背景があります。

「それはみんながWindowsを使っていた」という前提条件があります。

世界中のみんながWindowsを使って、
世界中のみんなが同じバージョンのエクセルを
使っていたからこそ成り立っていました。

その当時はエクセルのSUM関数などに感動して、「エクセルは便利」みたいな風潮がありましたが、Googleスプレッドシートのほうが確実に上位互換です。
その理由について解説します。

Googleスプレッドシートならパソコンでもスマホでも開ける

自宅で作業していたエクセルを出先で作業したいなと思うと…

「メールであらかじめ添付しておく」などの下準備が必要です。
でもGoogleドライブ上にあれば、パソコンからでもスマホからでもファイルを編集することができます。
なのでまずGoogleスプレッドシートはクロスデバイスという点で優れています。
Excelの場合、バージョン98とか、ファイル形式によって開くOSによってデザインが崩れたりすることはよくあります。

しかも複数人で共同編集もできて、承認ワークフローさえ作れる

部下が書類を作る→印刷する→上司に持っていく→ハンコをもらうみたいなフローがGoogleスプレッドシートだけで完結します。
昨今、リモートワークが主流の中、Googleのシステムは権限管理が非常にしっかりできています。
昔だったら「社外秘」みたいなスタンプを書類に押していたかもしれません。
要はメールなどでファイルなどを添付する必要がなく、同じファイルを複数人で同時作業を行うことができます。
なので、「デッドロック」などで編集不可などになることもありません。

関数を自分で作れる

「エクセルって関数を知っているかが偉い」みたいな風潮があります。
「DVAR」とかの既存の関数があります。
でもそれって結局Microsoftが用意した機能でエクセルを使っているにすぎません。
Googleなら自分独自の関数を作ることすらできます。

=WAREKI(2021)

自分のニーズにあった独自の関数を作ってしまえば、仕事がはかどります。
WAREKIなんて関数はないんですが、

自身で関数を作ってしまえば、「SUM関数」とか他人が作った関数に縛られる必要はありません。
便利な関数を自分で作ってしまえばいいのです。

Googleが一元で管理するので世界中同じバージョン

Windows7とWindows10でWindowsのインターフェースは異なります。
Excel2016とExcel2019でExcelのインターフェースは異なります。
パソコンのバージョン、エクセルのバージョンが変わると使い方がガラッと変わります。

workspaceupdates-ja.googleblog.com
引用:
https://workspaceupdates-ja.googleblog.com/

Workplaceアップデートでは公式アップデートが続々と公開されていて、毎日Googleが便利になっています。

kazukichi0914.hatenablog.com
引用:
https://kazukichi0914.hatenablog.com/entry/2022/03/03/200000

本当にGoogleは外見は変わらないんですが、毎日すごい勢いで更新されています。
なので、昨日のGoogleと今日のGoogleは違うので、

「昨日できなかったことが今日はできる」
「今日できたことが明日できない」

というのはザラです。
それはIT企業あるあるですが、
iPhoneは昔、指紋認証が使えたのに、最新になって使えなくなったとか。

スプレッドシート自動化できる

私が今回、おすすめしたいのは最大の理由です。
Googleのサービスの中でスプシ(スプレッドシート)、Gmailよりも、YouTubeよりも、Google検索よりも使っていると思います。
それだけスプレッドシートに秘められた威力は半端ないです。
GoogleスプレッドシートにはWindowsでいうマクロのようなものが組めます。
Windowsで実装する場合は「パソコンの電源がオン」という条件がありますが…
Googleのすごいところは人間が寝ている夜中も作業をし続けるというところです。
これがGoogleを使いこなすべき理由で、プログラミングができると1日が36時間にも48時間にも伸びます。

ITは人間の暮らしを便利にしてくれる

というのは、よく聞く話です。
でも最近思うのは、「ITの本質は時間を買うこと」だと思います。

そろばん→電卓→エクセル→Googleスプレッドシート
現金決済→クレジットカード→PayPay
百貨店→スーパー→AmazonPrime
駅の切符売り場→SuiCaモバイルSuiCa
高速の料金所→ETC
地図→カーナビ

なので、ITの評価指標は「いかに短時間で働いたか」になるべきだと思っています。
手作業で  1+2+3+4+…+100=5050を計算するか?
手作業で 伝統工芸品を作るのかはわけが違うんです。

ファクトリーオートメーションが理想形


引用:
https://jss1.jp/column/column_139/

日本のオートメーションのよろしくないところは「人間の判断」がいるところ。
例えば、車の自動運転だと、「人間がハンドルを握っている必要がある」みたいなやつです。
これって頭悪いんじゃないかな?って思っていて、結局ハンドル握ってるなら自動化の意味ないと思います。
自動化するならもう運転手は後部座席で寝てていいくらいにしないと効果はないです。
だって運転手は座席に座っているという状態からは開放されていませんからね。
オフィスでも自動化はしたけれど、自動化されたパソコンの前で何もしないおじさんが誕生しているのが日本の現状です。

自動化して空いた時間を何に使うかが議論されていない

自動化すると人間は暇になります。
でもここには2通りの人間がいます。

「自分で自動化できる人」と「自動化によって職を奪われた人」です。

自動化できる人は  どこかに自動化できそうなタスクはないかなー?と探していて、
自動化できない人は 自分の仕事がAIによって奪われないかビクビクしています。

会社で気を利かせて、「ここ自動化しておきました」とすると仕事がなくなると激怒されるのはこれが原因です。
なので、もう他人の逆鱗に触れないように自分の範囲内だけ自動化したほうが丸く収まります。

世の中にはいろんな人がいて、

自動化されたら仕事がなくなってビクビクしている人
自動化して煩雑な作業から開放されたい人
自分でどんどん他の業務を自動化しに行きたい人

がいて、自動化が必ずしも善にはならないっていうジレンマがあります。
自動化したら逆鱗に触れるというのが日本でよくあるパターンです。