かずきち。の日記

サーバサイドエンジニアのつぶやき

満足いただけなければ全額返金キャンペーンを自動収集カレンダーをGoogleAppsScript60行で作成してみた

世の中には「満足いただけなければ、全額返金する」というキチガイなキャンペーンがある


引用:https://static.fbmarke.jp/origin-zengaku/

購入から14日以内の消印とレシートに限り、全額返金するという内容である。
まぁ消費者からすれば、太っ腹な企画なわけで返金してくれるのかと驚く。
昔はこんな企画はなかったと思うが、近年、このようなマーケティング戦略が増えつつある。

どうしてこんなにキチガイな企画が増えているのか?

自分なりに考えるとこによると、

①日本人の性格として、使ったあとに返金させるのは申し訳ないと思う人が多そうだから、返品する人は少ない?
②いちいちレシートを送付するくらいなら、買ったほうがまし
③日本の国土は諸外国に比べると狭いので、このようなキャンペーンをしても送料を食うことがない。アメリカでこののキャンペーンをやったら大変。

といった理由からではないか?と考えている。

①日本人の性格として、使ったあとに返金させるのは申し訳ない

すでに使っているのに、空箱とレシートを送付しても返金をしてくれるという注意書きである。
日本人の性格を逆手に取った企業のマーケティング戦略のようにしか思えない。
返金してもらえるならしてもらいましょう。
「する」と言ってるんだから。

②いちいちレシートを送付するくらいなら、買ったほうがまし

昔だとダンボールに宛先を書いて、コンビニで宅急便の伝票を書いて、現金書留を受け取るなんて面倒くさい作業をしなくてよくなりました。
宅急便を出すときはコンビニから出すなんていう風習はもはや時代遅れです。
今はLINE一本で家に荷物を取りに来てくれて、お時間指定便などもできる。
雑に扱っているようだが、クロネコヤマトは全国に配送拠点を持っており、トラックの中で荷物を保管することもできる。


引用:
https://dcross.impress.co.jp/docs/usecase/000396.html

つまり数年前から比べたらかなり仕組み化されてきているわけである。

物流は1つ送るのも、100個送るのも大して変わらない

クロネコヤマト、佐川急便、日本郵便、カンガルー便、UPS、FEDEXといった複数の配送業者があるが、共同配送という仕組みがあるので輸送コストがそこまで上がらない。
テレビや新聞に広告を打つより、返金キャンペーンをやったほうがコンバージョンがいいのであろう。
そもそも日本人の性格としてあまり返金する人はいないと思われるので。
そんな返金イェンペーンをしている全国の一覧を網羅するカレンダーを作ってみたいというのが今回の目的で
世の中でやってるおいしいキャンペーンを逃すのは嫌なので、自動で収集するようにしてみた。

function notsatisfaction() {

  // url設定

  var url = 'https://news.google.com/rss/search?hl=ja&gl=JP&q=%E6%BA%80%E8%B6%B3%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%91%E3%82%8C%E3%81%B0&ceid=JP:ja';

  // namespace設定

  var namespace = XmlService.getNamespace("ht",'https://news.google.com/rss/search?hl=ja&gl=JP&q=%E6%BA%80%E8%B6%B3%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%91%E3%82%8C%E3%81%B0&ceid=JP:ja');

  // rss取得

  var xml = UrlFetchApp.fetch(url).getContentText();
  var document = XmlService.parse(xml);
  var root = document.getRootElement();
  var channel = root.getChild("channel");
  var items = channel.getChildren("item");
  var link = channel.getChildren("link");

  // sheetに記入

  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
  var length = items.length;
  var today = new Date();
  var Month = today.getMonth() + 1;

  //for(var i = 0; i < length; i++) {
  for(var i = 0; i < 5; i++) {

    var title = items[i].getChildText("title");
    var link = items[i].getChildText("link");
    var traffic = items[i].getChildText("approx_traffic",namespace);

    Logger.log(link);
   
    
    //登録するカレンダーIDを呼び出してeventへ格納
    var calendar = CalendarApp.getCalendarById('返金カレンダーID@group.calendar.google.com');
    
    //イベントのタイトルをtitleへ格納
    Logger.log(title);
    
    var date = new Date();
    // 今日の日付を表示
    Logger.log(Utilities.formatDate( date, 'Asia/Tokyo', 'yyyy/MM/dd'));
    var today = Utilities.formatDate( date, 'Asia/Tokyo', 'yyyy/MM/dd');
    const option = {
    description: link,
    location: '日本'
  }
    
    Logger.log(today);
    
    //createAllDayEventでカレンダーへイベントを登録
    calendar.createAllDayEvent(title,new Date(today),option);
    
  }
}

という60行ほどのコードで完結した。
これで日本獣でやってる「返金保証付き」のキャンペーンを一網打尽で抑えることができる。
興味ある人は使ってみてください。