かずきち。の日記

サーバサイドエンジニアのつぶやき

情報爆発時代を生き残るGoogle純正キュレーションサービス「Keen」が公開されたよ!メニューは英語だけど日本語も対応していますよ!

Googleがキュレーションサービスをリリースしたよ!

キュレーションサービスとして日本で有名なのは「Gunosy」が有名かと思います。
今回、Google純正のキュレーションサービスがUSで発表されていますので、ご紹介を。
英語が読めない人でも、所詮わからないのはメニューや規約程度なのでさくさくっと使っていきましょう。
では紹介します。

そもそもキュレーションサービスって何?

キュレーション

IT用語としては、インターネット上の情報を収集しまとめること。または収集した情報を分類し、つなぎ合わせて新しい価値を持たせて共有することを言う。キュレーションを行う人はキュレーターと呼ばれる。
キュレーターの語源は、博物館や図書館などの管理者や館長を意味する「Curator(キュレーター)」からきている。キュレーターが館内の展示物を整理して見やすくするのと同様に、インターネット上のあらゆる情報を、キュレーター独自の価値判断で整理するのがキュレーションであり、キュレーションされたものは、プログラムなどで自動的に収集する従来の検索サービスの検索結果と比べて、「不要なものが少ない」「センスが良い」などといった理由から人気が高まっている。
関連サイトのURLをまとめたリンク集もキュレーションの一つではあるが、代表的なキュレーションサイトには、Twitterのつぶやきをまとめる「Togetter」や、検索サービス「NAVER」が開始した「NAVERまとめ」などがある。
NAVERまとめ」は、韓国の検索サービス最大手「NAVER」の日本法人「ネイバージャパン株式会社」が開始したユーザー参加型のキュレーションサービスで、同サービスでは、まとめページを作ったユーザーが広告収入を得られるようにもなっており注目されている。
現在は、GoogleやYahooのような自動的に情報を収集する検索サービスが主流だが、自動化による画一的な情報収集より、手動によってまとめられた情報は、同じ価値観を持つ人々にとってありがたいものである。キュレーションサービスが普及し、更に充実すれば、検索サービスの手法の主流が変わるかもしれない。
(横田一輝  ICTディレクター / 2011年)

引用:
https://kotobank.jp/word/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-189130

インターネットはもはや膨大に膨れ上がっているので、基本的に個人の嗜好に合わせた記事の推薦というものを行わないと情報の整理ができないわけです。
日本ではGunosyなどが有名ですが…ウェブサービスが記事を推薦してくれるんです。
Google「こんな記事がお好きでしょ?」といった形で推薦してくれます。

一時期前のRSSリーダーは過去のものに?

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一時期前まではFeedlyといったRSSリーダーで情報収集をしていた方も多いでしょう。
これは自分の気に入ったサイトの記事をまとめて収集してくれるというものです。
でもGunosyKeenと何が違うか?というと、最初に人間がRSSリーダーに読みたいネットコンテンツを登録しないといけないところです。

わかりやすく言い換えましょう。

「自分は朝日新聞の定期購読をしているから毎朝、新聞が自分の手元に届く」のと
「自分はコロナウイルスに関心があるので、新聞は問わず、朝日だったり、産経だったりメディアを横断的に自分の手元に記事が届く」といった差があります。

情報爆発時代に生まれてくるべくして生まれたサービス

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引用:
https://staykeen.com/home


情報爆発という言葉があります。
ネットワークの高度化によって、人間が触れられる情報にはもはや限界があるわけです。
そこを人工知能によって趣味・嗜好を解析してネット記事を推薦してしまおうという発想です。

期待するのは間違いなく、検索×機械学習分野が搭載されている

人間の趣味嗜好は変わるものです。
半年前はビールが好きだったけれど、今はレモンチューハイが好きだみたいなことは日常的にあると思います。
そういった好みの変化をGoogleは捉えてくれるんですね。
パーソナライズしてくれた情報を推薦してくれるので非常におすすめのサービスです。

機械学習には元データが必要だ

機械学習のネックな点はコールドスタート問題という問題があるのです。
それは何か?
人工知能はフィードバックを加えると賢くなっていく代物です。

Pepperってそういった意味で頭が悪いと思いませんか?
ソフトバンクショップの店頭などでPepperくんがいると思います。
他の実店舗などでも見かけましたが、最近はもう見かけません。
もうオワコンなんです。

Pepperを動作させるためにはPepperSDKで開発をしなければいけません。
www.softbankrobotics.com
引用:
https://www.softbankrobotics.com/jp/developer/document/#pepper

こいつが町中からPepperが死ぬほど消えた原因です。
このページを見てもらえればわかりますが、コードを書いたり、SDKのドキュメントを読まなければいけません。
なのでPepperはこんなにも廃れていってしまったのです。
 Pepperにも機械学習機能があればそんなことはなかったかと思います。