運用:
https://www.data-be.at/magazine/adnetwork-operation/
GoogleやAmazonはアフィリエイトプログラムを持っている
このアフィリエイトプログラムというのは自分のサイトを経由して、商品の購入が行われた場合にサイト運営者に紹介料が入る仕組みである。
基本的に世の中のビジネスはだいたいが中間業者を入れた取引になっている。
セブンイレブンでコカ・コーラが売れた際に、
レジで支払った金額というのは「輸送費」「人件費」「仕入れ」など様々な金額に分解されて、売上の一部がセブンイレブンの利益になる。
その際に、セブンイレブンはバイヤーが商品を仕入れて、各店舗で売っていることになる。
セブンイレブンのバイヤーがこの商品は売れるか?売れないか?の目利きをするわけである。
全く売れない商品を店頭に並べても、売れなかったら在庫コストになる。
ブログの世界のアドテクという仕組みでサイトの収益性を高めることができる
アドテクとはアドテクノロジーのことで、メディア運営者はいかに高い単価でブログのスペースを売れるかを気にかけている。
不動産業で言えば、「路線価」のようなものである。
自分のスペース、ウェブで言えば自分のサイトをいかに高値で業者に買ってもらえるか?
どの業者なら自分のサイトのスペースを販売しても良いのか?を宣言することができる。
自分のウェブサイトに広告が掲載できる業者を宣言する仕組みがads.txtである
support.google.com
引用:
https://support.google.com/adsense/answer/12171612?hl=ja
具体的にはAの広告ネットワーク掲載は認めないけれど、Bの広告ネットワークには掲載を認めるという宣言ができる。
もし出会い系ばかりの広告を掲載するネットワークがあったら、自分のブログに掲載したいだろうか?
もし中国語ばかりの 広告を掲載するネットワークはあったら、自分のブログに掲載したいだろうか?
これを広告ネットワークに提示する仕組みがads.txtである。
https://kazukichi0914.hatenablog.com/ads.txt
実はこのブログもads.txtを宣言していて、広告枠を販売していい業者を制限しているのだ。
インターネット広告は事前審査がし辛い分野
インターネット広告は様々な切り口で自サイトへの広告拒否を行えるのである。
具体的には「言語によるフィルタリング」「コンテンツ内容によるフィルタリング」「ページによるフィルタリング」などをかけることで、サイトの収益性を高めることができるのである。
その一つがads.txtという概念で、自分のドメイン上に広告枠を販売していい業者を宣言することでクリック単価が低いアドネットワーク・広告の質が悪いアドネットワークを拒否して、収益性の効率が図れるのである。
まだads.txtを宣言していない人はAdSense上で広告枠の宣言をしてみるといいでしょう。