私のSNS懸賞履歴
昔の懸賞といえば、テレビや新聞で
「郵便番号 住所 氏名と番組へのコメントを記入の上、宛先〜〜〜まで送ってください」
「SNSの場合は指定ハッシュタグ#✗✗✗でこの夏バカンスで行きたい場所とハッシュタグ#〇〇キャンペーンを書いてリポストしてください」
などがある。
まぁまぁ、キャンペーンだからハッシュタグとかいるよね?と思いつくのは、素人の考え方である。
じゃあマスマーケティングじゃなくて、どうしてみんなSNSを使うのか?というと①安いから+②インプレッション収益が得られるからである。
ネット広告安いから+ 拡散の力があるから
安いからというのはテレビや新聞広告に比べて、拡散の力がすごい
拡散というと胡散臭く聞こえるのだが、早い話が「リポスト」である。
よく口コミでこの商品が人気というのがあるが、これは真にいい商品かどうかは別に、マーケティングをしているかどうかが重要である。
収益化条件
プレミアム(月額1,270円をXに支払い)
フォロワー500人
過去3ヶ月のインプレッションが500万
でXから収益を上げることができる。
ここのインプレッションというのが収益化で一番の肝である。
課金とかフォロワーはお金をは払えば解決するが…
インプレッション(=他人に見てもらえるか?)はまた別の話である。
SNSは投稿したとこで他人に見てもらえない投稿があるから。
もし2人のユーザが同時刻にXに投稿した場合に、表示され優先される投稿は1つなので、
多くの会社はプレゼントキャンペーンなどをしてインフルエンサーに媚を売って、インターネット上の露出をふやしているのである。
企業にとってマス広告を使うよりインフルエンサーに依頼したほうが安上がり
最近は各企業や地方自治体がSNSのキャンペーンをしている。
それはなぜか?
ひとえにSNSは安上がりにPRすることができ、有名なブロガーやYouTuberの目に止まると、ただでピックアップしてもらえるから
だからこそ、Google砲を狙わなくてはいけないのである。
また知らない言葉「Google砲」が出てきましたので説明します。
Google砲とは?
まず昔は雑誌などで取り上げられると
週刊〜〜、テレビ〜〜で取り上げられましたとお店で張り紙などがしてる。
昨今、読書離れ、テレビ離れが危惧されているのに、「雑誌に取り上げられました」「テレビに出ます」というのは少し時代錯誤なのである。
いわゆるオールドメディアに出たとこで「だから?」ということになってしまい、ありがたくはない。
むしろ未だに新聞やテレビを崇拝している信者は見るかもしれないが、みんなGoogleやYahoo、SNSの上位表示を見るだろう。
企業はマス広告ではなく、SNS上の上位表示+フォロワー数を上げたいのである
朝日新聞に取り上げられましたというのは、ある種、朝日新聞への売り込みや記者とのつながりが多い。
自分も大学生の頃、新聞社の取材協力などをしたことがあるが、それは大学の先輩後輩などのつながりで
すごく記事が作為的になってしまう。
なので、最近の企業はコンシューマーマーケティングをする傾向にある。
というのは、テレビや雑誌には出ず、SNSなどで顧客に直接アプローチする方法である。
引用:
https://job-medley.com/cm/647447/
昔は人を雇って、マンションの一室を契約して、謝礼クオカード500円の案件が多かった。
今はSNSで影響力がある人を探して、その人の自宅に商品を送り付けて、Amazonギフトカードを謝礼として渡すのである。
リアルの世界ではなく、バーチャルの世界の発言力が重要なのである。
そうするとSNSマーケティング担当者からうちの商品をブログで紹介してくれないか?と商品を送り付けてくるのである。
で、気に入ったもの(イヤホンなど)はそのまま使い、いらないものはメルカリで処分をする流れになっている。
商品は企業から無料提供してもらったことを明かした上で、正直レビューをして、メルカリで売るというスキーム。
メルカリ評価も上がって、商品が無料でもらえて、ブログのアクセス数も増えて、SNSのフォロワーも増えてほくほくなのである。
他人に何かを伝えたい、ブログを収益化したい、商品を無料でもらいたい
SNSは発信側と消費側の2つの人間がいる。
企業などは自身の情報を発信して収益を得るが、SNSを見るサイドの人間はコンテンツと時間を消費して負のスパイラルになってしまうのである。
なので、SNSの見る専はもったいないのである。
見る専はSNSを見る専門の人たち
デブ専はふとった女性が好きな人たち
メガネ専、スーツ専、脚専などその言葉の使い方は多岐にわたる。
最近は地方自治体もふるさと納税のPRをSNSで
SNSは企業の懸賞やPRの材料になっているのは事実だが、地方自治体のSNS利用も増えてきているなと感じる。
その地方自治体で使えるお食事券
で取れた名産の果物
にある博物館のお土産
で作ったケーキ
…
をもらったことがある。
地方のふるさと納税課はSNSなどに疎いので、こんな風に発信すると伸びますよなど教えてあげることが多い。
地方公務員もSNS活用をしなければいけない時代になってきている。
広告代理店電通もSNS活用部署がある
もはやオールドメディアではなく、YouTubeやInstagramのほうが消費者に刺さるのである。
テレビで芸能人が「この洗剤すごく汚れが落ちるんです」というより、
普通の主婦が「この洗剤お気に入りすぎて、箱買いしてストックしてます」とinstagramで投稿したほうが日常感があっていいのである。
自分の生活に置き換えやすく、買ってみようかなと思うのである。
SNSの活用がうまいと思うのはマクドナルド・丸亀製麺・JRA
顧客にSNSに投稿してもらうためには周りに自慢したいような投稿を促せるか?が重要である。
JRAといえば、競馬であるが、今はネット投票が出来て、簡単に自宅から投票ができる。
マクドドナルドなんかは商品と連携したキャンペーンを定期的にうち
SNSで公開すると即時オートリプライで検証結果がわかるし
丸亀製麺もインフルエンサーを対象に試食会などを開催している
kazukichi0914.hatenablog.com
JRAも日本ダービーのイベントを開催している
丸亀製麺がインフルエンサーにSNS投稿の指導や写真撮影のコツを教えてくれるという
SNSヘビーユーザーにはたまらない仕様になっています。
普段だったらお店ではやってもらえない注文方法や食べ方を企業の担当者にフィードバックできます。
またJRAはネット投票馬券の画面に表示してくれて、とてもSNSに上げたくなるのである
www.instagram.com
JRAの良くないなと思うとこはSNSのシェアボタンや友達を競馬に誘うみたいなボタンがないとこだと思う。
もし有馬記念のサイトからLINEでお友達を誘って、一緒に競馬場に行ったら、場内で使える500円お食事券をあげると行ったら行く人いると思う。
SNSは依存性がある?
SNSはマーケティングに有用だというのは企業担当者にとってであり、
依存症や誹謗中傷のような負の側面も強い。
どうしても「映え」を意識して、良いレストランに行かなきゃ!いいもの買わなきゃ!と自分をよく見せよう見せようと思うと
SNSに疲れてしまう。
むしろSNSは「映え」ではなく、「良質な情報」を得るための手段として活用するのがうまい付き合い方であると思っている。
よくテレビの朝のニュースでネットではこんなことが流行っていますみたいな特集を見ると
「今さら?」
と思うことが多々ある。
確かに老若男女を対象としているせいでどうしても情報の偏りはあるし、自分が知らないこともある。
Z世代特集とかはっきり言ってわからないことだらけである。
総じて企業はSNSを利用したマーケティングが数年前に比べてすごい増えたなと思うのが最近である。
SNSは何がいいのか?
当選金額は載せないが、過去の懸賞当選の半数以上はX(旧:Twitter)
これはX(旧:Twitter)が良いメディアか?というと、自動抽選機能・自動応答機能の環境が整っているので
Xを使用しているというわけである。
最近は地域に根ざした新聞やSNSアカウントをよく見かける
私がよく見るのはみんなの経済新聞である。
関東だけでこれだけ小分けにした地域の情報を扱っているので、朝日新聞なんかより
自分の生活に密着した情報が得られて私はよく見ている。
SNSで大事なことはアカウントを持っているかではなく、どれだけアクティブなアカウントかどうか
よくSNSアカウント持っていますか?などと聞かれることがあるが、
大事なことはエンゲージメント率。
ただ発信するアカウントではなくどれだけ他人に「いいね」「コメント」「シェア」されたかが重要な指標なのである。
だから各企業は自社の製品のエンゲージメントを上げるために懸賞という形で伸ばしてもらおうとしてもらっているのである。
テレビ局に広告費を出すより同じ金額で懸賞のほうが拡散力があるのが現状である。
マス広告よりもSNSなどのほうがセグメンテーションがうまく分かれていて、マーケティングがしやすいので担当者は媒体を選びやすいのかもしれない。