かずきち。の日記

サーバサイドエンジニアのつぶやき

ウェブ担当者必見!Googleタグマネージャーを使ったサイトのスクロール率の計測方法!


引用:https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/tag-manager/

***ウェブサイトにはアクセス解析がつきもの
ウェブサイトには必ずアクセス解析がある。
サイトに何人が訪れたか?何人が次のページまで来てくれたかなどはアクセス解析を導入すると誰でも簡単に始められる。
でもそのページ内で、どこまで見てくれたか?はGoogleAnalyticsを導入しただけでは計測をしてくれない。
なので、今回はページの読了率をタグマネージャーで計測していく。

この解析を行うと男女でスクロール率の差はあるのか?
何%の個所でユーザが離脱しているのか?

アクセス解析を始めるとアクセス数が増えた、減ったと一喜一憂するのではなく、ページの何%の個所で離脱したのかがわかる。
スクロール率を分析するためにはGoogleタグマネージャーというタグ管理ツールを使用する必要がある。
今回はその離脱したスクロール率を計測する方法について紹介していく。

tagmanager.google.com

にまずはアクセスをする。
今回はスクロール距離を計測したいので、スクロール距離という変数を用意する。
次にスクロール距離に応じて、発生するイベントを定義する。

今回はスクロール距離が20%ずつ増加したら、読了率も増加させるように
スクロール距離を定義する。
20%刻みでユーザーがどこまでスクロールをしたのかを記録することができる。


引用:
www.marketechlabo.com

スクロール距離の計測はなぜ大事なのか?

ユーザの細かい導線を知ることができるから。
導線とは?簡単に言えば利用者がどのような経路でマウスを動かしているかである。

コンビニで言えば、窓際に雑誌コーナーを設けて、壁際に冷蔵庫を設置してといった具合だ。

店舗の滞在時間を最大化して売り上げに貢献できる

顧客を窓際に立たせることで「お客さんいるんだ」とこれからくるお客を安心させられる。

レストランに入ってガラガラだったら、このお店流行っていないかな?と思われるので動線は大事なのである。

これをウェブサイトに応用するためにはサイト上部から
20%、40%、65%、80%、100%の位置に読了ポイントを設けて、
スクロールがその個所に到達したら、カウントするように仕掛ける。
あとはユーザが流入を待つだけで面白いデータが取れる。

到達率が40%だったら、40%以後にいいコンテンツを配置しても読んでもらえないし、意味がない。

テレビの視聴率に瞬間最高視聴率があるように
サイトにもどこが一番読まれていて、どこが一番利用者を逃がしているポイントがある。
タグマネージャーを使うとその離脱ポイントのおおまかな場所が見えてくるのである。

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